U R not alone

NO NEWS NO LIFE WITH LOVE

サポルトとサカオタとジャニオタ

 

「サポルト」という漫画がある。

 

木更津の、地元を何となく好きになれずにいた女子高生が、ひょんなことからその地元のサッカーチームをゴール裏でサポーターとして応援することになり、最初は戸惑っていたはずが、いつしかチームを愛し、地元を愛し、そのゴール裏がいつしか彼女の大切な「好きを叫ぶ場所」になっていく物語だ。

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私はマンガボックスで読んでいて、サポルトは火曜が更新日なのだけれど、6月の1週目は例の文◯砲ってやつと自担と自担のシンメのあれこれと、それはそれは色んなことがあり過ぎて、考えることあり過ぎ且つ受け止めるのに必死過ぎで、平日は心の余裕もなく、土曜日まで最新話を読めていなかった。土曜にアプリを開いたのは、ちょっと違う世界のものに触れなきゃ、違うことも考えられる余地を持たなきゃ、このまま煮詰まったら心が潰れてしまう、パンクしてしまう、っていう自分的危機感が多大にあったからで、緊急避難的に、半強制的に自分を別のエンタメの渦の中に突っ込むためだった。自分から流れ出す溢れ出す無力感に溺れかかっていた。

 

結果それが、タイミングGJ!!となる。

人生には、不思議な巡り合わせや偶然がある。そしてそれはきっと、ただ私がその因果関係を紐解く術を持たないというだけで、きっと全てが必然なんだ。

(こういう結果的GJパターンが非常に多い行き当たりばったりで単純で運命論大好きなオタク)(座右の銘は“起こることには全て意味がある”)

 

その回は、その日の私にあまりにも刺さり過ぎた。気が付いたらボロボロボロボロ泣いていた。思わず該当箇所をスクショして画像を貼って呟いた。(高田先生、申し訳ありません)(どうしてもどうしても誰かに伝えたくて)

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サポーターもジャニオタも、大好きなものを応援するという意味では、想いや立ち位置はきっと同じなんじゃないかなと思った。このページを読んだら、このセリフに触れたら、自分から湧き出して溢れて毎日潮のように押し寄せていた無力感が、今にも足を取られて溺れてしまいそうな無力感が、私にもほんの少しの力ならあるのかもしれない、それが4人の次の一歩に繋がるのかもしれないと思えて、嘘みたいに凪いだ。今回ばかりは美談にするな、身から出た錆だ、というファンからの厳しい意見も出た。でも、今が「本当に苦しい時」であることには変わりないはずだと思った。ならば私がすることは、ただ傍らに寄り添うことだ。少しずつ、出来ることを探しながら。

 

そんな気持ちを込めて呟いたら、私達の沼はジャニーズで全くの別ジャンルだけれど誰かがサポルトを読んでくれて その誰かの力になったらいいなぁなんて回りくどい淡い期待も込めて呟いたら、現実は予想の斜め上、サポルトファンのサカオタの方々から、まさかのRTや♡を多々いただいてしまった。

よく考えればNEWSのにゅの字もないツイートだからまぁそりゃそうなんだけど、でもいくら感銘を受けて呟いたとは言えあまりにも畑違いが過ぎるし、皆さんに私がサカオタでどこかのサッカーチームを思って呟いたと勘違いさせてしまっている可能性も否めず、これには盛大に慌てた。

ぎゃー!!私サカオタではないんです…!!。゚(ノдヽ)゚。しがない一介のジャニオタなんです…!!何か本当すみません…!!。゚(ノдヽ)゚。の意を込めて、アカウント名に#NEWSだの#BLUEだの慌てて追記した。アイコンの猫のおでこに「じゃにおた」って猛烈に明記したい…いや本当にさ…うわーどうしよう…マジでやらかした…やってしまった…って頭抱えた。担タレ自意識芸。

 

それでも反応はポツリポツリと続き、ついぞサポルトを描かれている作者様から直々にRTをいただいてしまった時には、全身の毛穴から変な汗が噴き出した。畏れ多さに震えた。

ちょっと震え上がりながら、いくら感銘を受けたとは言え全く違うジャンルでのツイートに用いて失礼なことをしてしまったことと、今自分に出来る応援って何だろう・出来ることなんてあるのかな…と苦しかったタイミングに拝読して力を貰ったことを、畏れ多くて「返信は不要です」と断りを入れて謝罪と感謝のリプをしたら、そのリプに♡を押していただき、身は更に縮み上がった。

 

その後もポツポツと続く通知に、何かもう本当に居たたまれなくなって、自分のツイートにこう追記した。

どこのサポーターであっても誰のファンであってもジャニオタでも「好き」とか「応援する気持ち」は一緒で、ジャンルが違っても1人じゃない。♡やRTを下さったサッカーファンの方々がサカアスのてごちゃんを知って下さっていたら嬉しいな、と思って呟いた。

 

そうしたらそのツイートに、サカオタ兼ジャニオタの方から、

日テレさんのW杯テーマ曲もですよね🎵

とリプが届いた。騒動前ならいざ知らず、こんな時に、私がNEWS担と知りながら話し掛けて下さったことに、鳩が豆鉄砲食らったみたいにびっくりした。

ほんの少しだけ、その方とやり取りをさせていただいた。他G担のその方は、

サカヲタのジャニヲタなんでお気持ち御察しします。やりづらいかもですがそこはしっかり勤めあげて頂いて。NEWSのW杯テーマ曲いつも気分上がるから好きなんですよねー

と仰って下さった。

あの日の私は、世間やマスコミやアンリーやアンチや口さがない一部の他G担の声にほとほと疲れ果てていた。せっかく再び大きな大会を彩るテーマソングに選ばれたのに、不本意ながら思わぬ形で世間を騒がせてしまい、ワールドカップを楽しみにしているサカオタさん達に勝手に謎に申し訳ない気持ちになっていた。(お前は親か妻なのか)(だがそれがファンってやつのSAGAだ、仕方ない)

だから、リプに背筋が伸びた。居住まいを正した。

まさにその日の朝、心掛けようと誓っていたこと。失った物ばかり数えない。その気持ちは押し殺して、残っている物を確認して数えていく。まさにそれが思わぬ嬉しい形で届いたから。

今まで積み重ねて来たことはちゃーんと誰かの心に残っているんだなって知ることが出来た。いいものはいいんだ!って勇気を貰えた。それがNEWS担ではなく他G担さんだということも何だかもの凄く嬉しくて、もの凄くホッとして肩の力が抜けた。

そんな束の間の温かい縁を繋いでくれたサポルトに、いくら感謝してもしきれない思いだった。

 

そんな感謝を胸に、次の火曜の更新は、朝イチで読んだ。目が覚めて、布団から起き上がるよりも先にアプリを開いた。どうしてもすぐに続きが読みたかった。

そうしたら、もう何かあまりにも続け様に私的タイムリー過ぎて、朝っぱらから布団被って泣いた。


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一時距離を置いていたスタジアムに戻って来た主人公に対する「お客さんなのに」みんなが言う「ありがとう」の気持ち、


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選手に謝らせてしまうこと、ありがとうって言ってもらうこと、声は想いは届くこと、その全てのやり取り、


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そして、「だいじょうぶ きっと わたしたちは 木更津ゴール裏は 立ち直れる」という想い。

そのどれもがあまりに分かり過ぎて刺さり過ぎて、またしてもボロボロボロボロ泣いた。

大丈夫、きっと私達は、NEWS担は立ち直れる。そう思った。

 

ファンが担当の傍らにあろうとする余り生まれる、まるで身内のような感覚。それは感謝というプラスの感情ならば喜びがより膨れ上がるけれど、罪悪感などのマイナスの感情ならばきっときちんと一線を引く必要もあって、決して当事者ではないし代弁者でもないのにお礼を言ったり謝ったりするのは時に見当違いだったりおこがましい時もあるけれど、だけど、もの凄く分かる。それはたとえ歪んでいようと愛で、寄り添えば寄り添うほどに、相手と自分の境界線を曖昧にしてしまう。それが自分の首を締めようとも、それがサポーターやファンのSAGAだから。

何故さっきから“SAGA”表記かと言うと、NEWS担は既にお分かりだろう、最高of最高PVのコレだ。

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応援する側と応援される側は、決して一方通行でも壁があるわけでもなく、心を通じ合わせることが出来る。お互い大切に大切に思い合うことが出来る。私は、共依存の甘い檻みたいなそれを、NEWSに教えてもらった。

あれこれ全部まんまNEWSに重ねて、大丈夫、きっと私達NEWS担も立ち直れる、大丈夫、って凄く凄く力を貰って、泣き止むタイミングがすっかり迷子になってしまった。

 


そんな熱量の感謝と重たい気持ちを詰め込んだツイートに、土曜のRTだけでも恐縮なのに、火曜には作者様から引用RTをいただき、まさかまさかの感謝のコメントを記していただき、感謝したら感謝されるお礼のお礼って何かにゅす恋自担本編みたいだな…?(◜௰◝ )ってヘラヘラしながらパニくって、有り難さと申し訳なさに縮こまりながら、うわーーーー!!!!。゚゚(*´□︎`*。)°゚。コミックス買いまーーーーす!!!!。゚゚(つ口`*。)°゚。と作者様のページに飛んだ。

そしたら、何とその日は、サポルトの打ち切りをTwitterで発表なさった日だった。

愕然とした。

こんなに私を救ってくれた作品なのに。活動自粛の間、BLUEのプロモーションが叶わない間、何度も読み返しては何度も泣いた。サカオタさん達の熱い思いに触れ、優しい言葉掛けを貰って、こんな時だからこそ凄く凄く力を貰った作品なのに。過去にJリーグとのコラボがあったような、サカオタさんの中でも人気のある作品なのに。私なんかのツイートに反応して下さるサカオタさん達が多くいらっしゃったのが、何よりの証拠。

理由は、コミックス売り上げの不振のようだった。

私は有り難いことにアプリで無料で拝見しているけれど、コンテンツには然るべきお金を落とさなければ続けることが出来ないのだ。そんな当たり前のことを突然目の当たりにして、アプリで読んでいた自分に罪悪感さえ湧いた。

せっかくの縁、コミックスの購入がほんの少しでも力になればと思った。けれど、もう時は既に遅かったのだ。

 

だから私は、追いBLUEを躊躇わない。

私にもまだ何か出来るならば、もうその時を逃したくない。出来るうちに、出来る範囲で、力になりたい。なるんだ。

 

 

アイドルって何だろう。

今月ずっと考えてた。

他の仕事より、特段に清廉性を求められる。

他の仕事より、特段に叩かれる。

NEWSが必要なの!例えどんな状況に陥ろうとも応援するから!っていうのはそれはもうファンのエゴでしかなくて、私は、どうしても苦しくなったら、もう耐え切れなくなったら、アイドルを辞めたっていいと思ってる。私達の為に!と我慢を強いるより、ただただ笑顔でいて欲しい。元気でいて欲しい。

続けたい!と思ってくれる気持ちは嬉しいし最大限に尊重するよ。でも、もしもその気持ちよりも辛さの方が大きくなるような時が来てしまったら、その時は躊躇なく自分を守って欲しい。だって大好きだから。大好きな人達に、苦しい我慢なんて強いたくない。ファンと言う名の足枷になんてなりたくない。

商品価値なんてクソ喰らえだ。彼らはただの商品じゃない、人間だ。人間であることすら許されない仕事なら、そんなものいつだって捨ててくれて構わないよ。

だけど、てごちゃんの「生きる意味をファン以外に見出せない」って言葉が苦しいほどに嬉しくて、シゲの核を疑った瞬間なんて微塵もなくて、まっすーの変わらぬ笑顔と青い衣装に安心と大好きが溢れて、活動自粛中は慶ちゃんが恋しくて恋しくて仕方なくて、帰って来てくれることが涙が出るほど嬉しくて、緊張の糸がブッツリ切れて自律神経乱れたのかメニエールまた出るほど復帰が嬉しくて、ファンって、私って、よくよく業の深い生き物だなぁ…って心の底から思う。

だから、サポルトに改めて教えてもらったファンとしての在り方を、大切に大切に抱きしめていきたいと思う。その在り方を、自ら手放したりしないようにしたいと思う。

たとえこの先の未来に何かが起きたとしたって、信じた姿や惚れ込んだ姿や追い掛けた姿が嘘だったことにはならない。それまでのことが全部嘘だったことにはならない。だって、この目で見た記憶は、湧いた感情は、全て私のものだ。

ゴール裏は、世界で一番アキらめの悪い場所

私も、私の夢を諦めたりしない。

 

あまりにも辛くて苦しくて寂しくて悔しくて、でもどんなに泣いたって凹んだって削られたって、私ってこんなになるほどNEWSが大好きだったんだなって、嫌ってほど痛感した平成最後の6月だった。馬鹿野郎、大好きだよ。おかえりなさい。

 

BLUE(通常盤)

BLUE(通常盤)

 

 

7月3日追記。

Twitterにて、作者様と直接言葉を交わす機会をいただきました。こんな光栄なことはありません。また泣きました。